ホワイトキャップス2連敗 MLS WEEK 12
バンクーバー・ホワイトキャップスはコロラド・ラピッズとアウェイで対戦し、0-1と敗戦。
対戦したコロラドは現在西地区の最下位。ここ最近2週間公式戦を戦っておらず、さらにホームのデンバーで勝利したのが去年の7月まで遡るという状況。
この状況を打開するために、コロラドはアイルランド代表のKevin Doyleを獲得。プレミアリーグ時代のウォルバーハンプトンで活躍してた頃がなつかしい選手。
SUB: Kevin Doyle comes on for @gaby_torres_10. For real, it's #WelcomeKevin (62) 1-0 #COLvVAN pic.twitter.com/vrW21guUak
— Colorado Rapids (@ColoradoRapids) May 24, 2015
一方でホワイトキャップスは水曜日にエドモントンで試合に出場した、Pedro MolaresやTecheraをスタメンからはずし、代わりにMauro RosalesとKianz Froeseを投入。連戦の疲れか、前半でのチャンスはほっとんどなし。
ハーフタイム中には天候が雷雨かわり、後半の試合開始時間が遅れることに。
Who's enjoying the #MemorialDay sunshine? But this was DSG Park on Saturday. Gotta love #Colorado weather right? pic.twitter.com/SjnYe8L2US
— Colorado Rapids (@ColoradoRapids) May 25, 2015
後半6分、パナマ代表のGabriel TorresのパスからLucas Piattiがボレーで合わせ、バンクーバー失点。
そして問題の場面が後半41分、Pedro MolaresがFKでネットを揺らすも主審はノーゴールの判定。どうやらPa Modou Kahが壁を作っていた選手を”押した”という理由で笛がなったのだが、リプレイを見ると押しているようには見えないのだが。。。
試合はこのまま終了。次の試合はバンクーバーに戻り、女子ワールドカップ前の最後のホームでの試合、レアルソルトレイク戦が控えています。
HIGHLIGHTS: Colorado Rapids vs Vancouver ...
カナダチャンピオンシップ決勝へ
今週の水曜日にカナダチャンピオンシップ準決勝の2戦目が、アウェイのエドモントンで行われ、ホワイトキャップスは2-1のトータルスコア3-2で勝利し決勝戦に進出。
3日後にコロラドでのアウェイ遠征が控えている中で、ホワイトキャップスはペドロ・モラレス、タイバード、テチェラ、ワストンの4選手を起用。モラレスのPKで先制するも、後半終了間際に再びアメオビに決められ同点に。
ところが7分というふざけたロスタイムの中で、ボランチのマティアス・ラバが球を押し込みなんとか勝利。ちなみにラバは公式戦初ゴールを記録。
Highlights: FC Edmonton vs Whitecaps FC - YouTube
決勝戦の相手は昨年の王者、さらに北中米カリブ海チャンピオンシップで準優勝した、モントリオール・インパクト。去年はアウェイゴールの差でインパクトに負けてしまったが、今年こそは是非優勝してもらいたい。
マニトバサッカー協会と提携
ホワイトキャップスとマニトバ州サッカー協会が選手育成プログラムのパートナー協定を発表。
マニトバ州はカナダの中央に位置する州で「カナダのへそ」とも言われています。人口の半数以上が州都ウィニペグに住んでおり、ウクライナをルーツにもつ人が多い。
今年の秋から、男子と女子の両ユースプログラムが開かれ、ホワイトキャップスは国内選手をクラブに引き入れるパイプをまた一つ増やした。
カスカディアダービー MLS WEEK 11
先週末はバンクーバーでカスカディアダービーのシアトル戦を観に行ってきました。
カスカディアダービーとはバンクーバー、シアトル、ポートランドの3クラブ同士が対戦するときに呼ばれる名称で、リーグ戦3チームの直接対戦成績が最もよかったクラブがその年の”カスカディアチャンピオン”になります。
(左はカナダ代表ラッセル・タイーバト、右はアメリカ代表のデンプシー)
試合は誰もが認めるバンクーバーの敗戦でした。”シアトルキラー”のマネーも今回はシアトルのDF3人が対応され何もできず。ペドロ・モラレスはパスミスとボールロスの連発。オクタヴィオのシュートはDFに跳ね返されてしまい、チャンスはほとんどなし。
一方のシアトルは、怪我で欠場のマルティンスに代わって出場した、バレットが2得点。テンポのいいパス回しで、今季最高のパフォーマンスだったと思うような内容。
HIGHLIGHTS: Vancouver Whitecaps vs. Seattle ...
自分がいた南側ゴール裏のファンはほとんど試合を見ておらず、試合終了5分前から席を立つ人が多かったほどなにもできかったバンクーバー。今週末はアウェイでコロラドと対戦します。
西地区最下位のコロラドは、イングランドからアイルランド代表のケヴィン・ドイルの移籍を発表し、チームの得点源として期待される。
Rapids introduce Kevin Doyle | Colorado Rapids
2015カナダチャンピオンシップ初戦
ホワイトキャップスはFCエドモントンと対戦し、MFコフィーのミスとゴールで1-1の引き分け。
(試合ハイライト)
Highlights: Whitecaps FC vs FC Edmonton - YouTube
ホワイトキャップスはサブメンバーが試合に出場。
開始4分にコフィーのミスをつかれ、FCエドモントンがアウェイで先制。ちなみにゴールを決めたトミー・アメオビの兄はプレミアリーグのクリスタレスパレスでプレーするショラ・アメオビの弟。2014年にカナダへ移籍。後半に、コフィーの同点ゴールでなんとか引き分けに持ち込む。2nd Legは来週の水曜日、FCエドモントンのホーム、クラークスタジアムで行われます。
もう一方の準決勝はモントリオール・インパクトがトロントFCにアウェイゴール差で決勝進出。トロントは欧州移籍組のアルティドール、ブルーノ・シェルー、ジョビンコの3得点で逆転するも、元トロントFCのドミニク・オドゥーロに決められ、2年連続準決勝敗退。
Amway Canadian Championship - Semi-Finals ...
カナダチャンプオンシップは女子FIFAワールドカップ期間中は中断され、8月に決勝が予定されています。
インテルからバンクーバーへ渡った男
数時間後にカナダチャンピオンシップの準決勝初戦がバンクーバーで行われる。そして地元の報道では、去年のオフにクラブに加入したGKのパオロ・トルナーギがホワイトキャップスで初めて試合に出場する予定だ。
(動画はシカゴ時代のプレー)
Paolo Tornaghi Talent.wmv - YouTube
海を渡る前はインテルに所属していたトルナーギ。
当時のポジションには正GKのジュリオ・セザール、控えにはフランチェスコ・トルドがいたことや、重なるレンタル移籍と怪我の影響で、一度もトップチームでプレーすることはなかった。また国内経済危機の影響もあり、トルナーギはプレーの機会をアメリカに求めた。
トルナーギはアメリカ代表マイケル・ブラッドリーと同じ代理人を利用し、2012年の1月にシカゴファイアーでトライアルをうけ、そして契約に結び付けた。シカゴには2シーズン所属していたものの、出場した試合数はわずかの9試合。2013シーズン終了後には契約更新されず、クラブから放出されてしまう。
クラブから放出された後、トルナーギにアプローチしたのが現ホワイトキャップス監督のカール・ロビンソンだった。シカゴからバンクーバーに移籍したトルナーギだが、正GKには選ばれたのは同じ時期にデンマークから加入したGKデイビット・オウステッドだった。また昨年のカナダチャンピオンシップでは、18歳のマルコ・カルドゥッチが全4試合に出場し、トルナーギは移籍初年度にバンクーバーで試合にでることはなかった。
試合に出場する機会が回ってこないにもかかわらず、トルナーギは”試合に出れないストレスを感じたことがない”という。このクラブが好き、そしてチームの重要な一員であるということを本人が認識していること。そしてインテル所属時代のにジュリオ・セザールの控えだったトルドを目の前に見てきた本人にとって、長期間のベンチ入りは苦にもならなかったのかもしれない。
そんなトルナーギついにバンクーバーで初プレーする時が数時間後、刻々とやってくる。
トロントFC試合後のトラブル
今シーズン最初のホーム戦を迎えたトロントFCは、ヒューストンダイナモに1-2で敗北。
試合後にCityNewsのリポーターと起ったトラブルがこちら
FHRITP: Reporter confronts men who bombarded ...
生放送中のカメラの前で、何度もF***を連呼するファンたち。
後日、トロントFCの親会社である Maple Leaf Sports Entertainmentから公式の発表がだされ、このファンたちはスタジアムの出入り禁止に。
さらにこのうちの1人はすでに職場から解雇されたという報道もでてきてます。